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前回は自分が学ぶということを書きましたが、

今回は伝えるということを書きたいと思います。


私は人にものを教える機会が多くあったのですが

その時感じたのは意外と自分の言いたい事が

伝わらないものなのだということでした。

教えていることが分からない、難しいので

なかなか伝わらないというのは良くあるのですが

それよりも困ってしまうのは本人は理解しているつもりで

まったく分かっていないという場合がけっこうあるのです。

それはたいていの場合、事前にその事について知識をもっていたり

なにか別の似たようなことを学んでいたりしている事が多いのです。

つまり先入観を持って教えを受けているために内容をよく理解しようともせず

自分の価値観で持って内容を理解したつもりになってしまっているのです。

教える立場になってみて気づいたのですが、これは結構だれでも

ありえるのではないかと思ったのです。はたして自分は今まで教えを

受けていてものごとをちゃんと分かっていたのかと。

そんなことからも自ら「学ぶ」ということの大切さを意識するようにもなったのです。

そしてものごとを伝えるためには、ただ自分の知識をひけらかすのではなく

ちゃんと相手を見て、相手が何を知っていて何を知らないのかを確認しながら

相手のわかる言葉で伝えるということが大切なのではないかと思うのです。

おそらくそれでも伝わらない事はあると思いますが、教える立場にある以上

せめてそれくらいの責任をもって伝えていきたいと思っています。

以上スタッフ阪野でした！！


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