2013年12月13日 金曜日

お言葉⑨ 〔千種区本山 マッサージ 腰痛 むくみ〕

前回のつづきです。

さて今回は「四患」についてです。

 (一)      「好みて大事を経(けい)し、変更して常(じょう)を易(か)えて
      もって功名を挂(か)けんとす、これを(とう)という」:  

     大きな事をしたがり、通常のことをせず、功名を求めること。  
  
 (二)      「知を専(もっぱ)らにし事を擅(ほしいまま)にし、
      人を侵(おか)して自ら用うる、これを(とん)という」:  

     自分の知識が正しいことを疑わず、自分の意見を押し通して
     押しのけ、でしゃばること。  
  
 (三)      「過ちを見て更(あらた)めず、諌(いさめ)を聞きていよいよ
     甚(はなはだ)し、これを(こん)という」:  

     自分の過ちが判っていても改めず、人が注意すると
     ますます頑固になること。  
  
 (四)      「人、己れに同じければ可とし、己れに同じからざれば
      善といえども善とせざる、これを(きょう)という」:  

     自分と同じ意見を良いと思い、自分と意見が違うのならば
     善い意見も悪いと思うこと。 


この「四患」の「患」とはそのまま「わずらい」でよいと思います。


つまり「人に八疵あり、事に四患あり」とは

人には八つの欠点と四つのわずらい(病)がある、と解釈できます。

もう少し続きます。


以上スタッ阪野でした!!


投稿者 隠れ家癒し空間ぬくもり