2014年3月14日 金曜日

人を「育てる」ということについて⑦ 〔千種区. マッサージ 腰痛 肩こり〕

(続きです)

その人はよく自分で考えろといっていました。

しかし自分で考えた答えがその人の理想と違うとはっきりと

否定していました。

だからその人の回りにいる人はその人の望むであろう答えを

考えるようになっていっていたような気がします。

そしてその人はその答えを自分で考えたとして言質をとり

さらにその人の理想に近い行動になるよう思考や行動を

コントロールしていたと考えられます。


そこで気になるのが前回あげた2つの点なのです。

他人から「正しいこと」を押し付けられたり、

コントロールされて「正しいとされる行動」を

とらされたとき、人はどのように感じるだろうか?

と考えたのです。

もちろん素直な人はそのまま聞き入れるのでしょうが

その「正しさ」の価値観が自分の価値観と

あまりに違っていたらどうでしょうか?

恐らくは「正しいこと」と頭では理解しつつも気持ち的には

あまり良い感情は抱かないでしょう。


なぜなら人は社会的正義や常識以外のところで

それぞれの価値観における「正しいこと」を持っています。

たとえ言われている事が論理的に「正しいこと」だとしても

自分の価値観との違いが大きくなればなるほど違和感を

感じることでしょう。


ましてや相手の価値観における「正しいこと」を押し付けられ

続けたりすれば感情的になってしまうのも無理はありません。

また行動や言動がコントロールされるような状態は

一つ間違えばその人の思考や人格そのもを

否定するような行為ともなりえます。

自分自身で考えて行動するということを否定され

すべて他人の言うとおりに行動するということは

つまりは自分という存在そのものを否定されているに

等しいのです。

よほどの依存症であるならばともかく普通に社会生活を

営んできた人であれば自由意志が無いに等しい状態には

耐えられなくなるのも想像に難くありません。


(もうちょっとつづきますcoldsweats01


以上スタッフ阪野でした!








投稿者 隠れ家癒し空間ぬくもり